インプラント
自分の歯と同じ感覚を
取り戻すことが期待できるのが
インプラントです
インプラントは、歯の抜けたところにチタンでできた人工の歯根を埋め込み、顎の骨と固定した後、その上に人工の歯を装着する技術です。
入れ歯のように取り外しの必要がなく、ブリッジでの治療のように隣の健康な歯を傷つけることもなく、失った歯だけを治療することができます。失った歯の機能を補い、天然歯と同様の噛む力の回復と、ほとんど自分の歯と同じ感覚が期待できます。
こんな方におすすめ
- しっかりと噛みたい
- 噛む力が強く、入れ歯が痛い
- 噛み合わせがよくない
- 入れ歯に違和感がある
- ブリッジで健康な歯を削りたくない
- ブリッジでは支えきれない
- 奥歯がなくブリッジができない
- 失った歯の数が多い
- 事故や外傷で歯を失った
- 入れ歯の金具が気になる
入れ歯は強く噛めないので、咀嚼能率（どれぐらい噛む力があるかを示すもの）はよくありませんが、インプラントは自分の歯に近い咀嚼能率があります。
また、入れ歯の金具が気になる方や、健康な歯を削りたくない方、噛む力が強く入れ歯が痛くてはめられないという方には、しっかり噛むことができるインプラントをおすすめします。
インプラントはなぜ高額？
材料はチタンを使用しますが、チタンは人体の組織との親和性が高く強度があるものの、加工が難しく、表面性状には特殊な加工が必要とされる為、製作に手間がかかります。さらにインプラントの人工の歯を作製するのに必要な材料が高価であり、また、より高度な技術が求められます。
またインプラント治療には、手術が伴います。手術は清潔な環境を整えた上で行い、患者さまと歯科医師とスタッフだけの空間にしなければなりません。当院では、手術当日は貸し切りで行います。手術の時間は1時間程度ですが、安全なインプラント治療を行うため、しっかりとした準備と快適な環境づくりも欠かせません。
こういった要因から、インプラント治療は従来の歯科治療とは違いコストがかかります。
手術で終わりではない
インプラント
インプラント1本の相場は30～45万円と高額ですが、術後の定期的なメンテナンスをしっかりと行うことにより、長期間にわたって安心して使い続けることができます。失った歯をインプラントで補うことで毎日快適で、健康な生活を送ることができると考えれば、価値のある治療といえるでしょう。
そんなインプラントの治療にかかる費用は歯科医院によってさまざまです。手術前のカウンセリングや診断をはじめ、インプラントの埋入から人工歯の装着、術後のインプラント部分の清掃や調整などのメンテナンスを含め、治療にかかる費用と期間などすべてを考慮した上でご検討されることをおすすめします。
インプラント治療の流れ
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1診査と治療計画の決定
患者さまの全身状態の問診と、口腔内の診査を行います。
失われた歯の数と部位、骨の量や質と形態など、インプラント治療に適しているかを診断するため、レントゲン、CTなどによる十分な診査を行い、治療計画をご提案します。 -
2術前処置
インプラント治療の前に虫歯や歯周病の治療をはじめ、口腔内の状態を改善します。また、場合によっては、この時点でインプラントではなく、その他の治療法をご提示させて頂く場合もあります。
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3インプラント埋入
インプラントを顎の骨に埋入する前に、局所麻酔を行いますので痛みの心配はありません。インプラントと顎の骨が結合するまで一定の期間をおきます。治癒期間は骨の状態、全身状態によって異なります。また、手術の翌日はインプラントを埋入した部位の洗浄と術後の確認のために来院して頂きます。術後は多少の腫れなどの症状が見られますが、ほとんど痛みはありません。
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4人工歯の装着
インプラント埋入後、歯茎や骨の状態が落ち着いたら、次にアバットメント（支台部）をインプラントに装着し、歯を作製するために型を採ります。そして、作製した人工歯を装着して完成します。
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5メンテナンス
歯を快適に長持ちさせるため、定期的なメンテナンスを受けることをおすすめします。
※インプラントの部分だけではなく、お口の中全体のメンテナンスを行うことが重要です。
インプラント治療のメリット・デメリット
インプラント治療のメリット
- 自分の歯と同様に咀嚼可能
- 見た目がきれい
- 隣の歯を削る必要がない
インプラント治療のデメリット
- 治療期間が比較的長い
- 治療費が比較的高額
- 定期的なメンテナンスが必要
